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アンケート調査で分かった履歴書の書き方や気を付けることとは

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就職活動になくてはならない履歴書ですが、自分の履歴書を他人と比較した場合どう見えるのでしょうか。

他の人はどんな考えをもって履歴書を作成しているのか気になりませんか?

履歴書はあなたと企業との最初の接点になる大事な資料です。

あなたの基本情報となりアピールをするための材料となります。他人と自分との比較をすることによってあなたらしさもよりアピールすることができるでしょう。

履歴書の重要性とアンケートの概要

履歴書を書く前に履歴書の重要性を理解する必要があります。

履歴書を通じて企業があなたという存在を認識して、どんな人かを見極めます。

企業への応募のさいに書類選考があるのならば、あなたという人間を判断する最初の材料になり、履歴書の印象によって面接を受けれるかどうかが決まります。

では、「どういった履歴書がふさわしいのか」という問いになるのですが、ここではアンケート結果から履歴書や職務経歴書の作成について考えていきます。

まずはアンケートの概要から

集計内容
  • 履歴書等を書くうえで気を付けた事を質問
  • 履歴書等を書いたときに失敗したと感じた事を質問
  • 転職エージェントを利用したことがある方へ履歴書の添削について質問

以上の3つをアンケート(自由回答)で集計しました。転職エージェントの利用でのアンケートで利用した企業はこちら

この3つの集計結果をもとにそれぞれの傾向や内容について考察していきます。

アンケート結果から見える深掘り

アンケート内容をもとに書き方を考察していきます。

最初に結果を報告しておきたいことがあります。それは手書きかPCでの作成かということ。

回答者の中で手書きかPCでの作成かを見たところ9人中8人が手書きをしたと回答がありました。

手書きが圧倒的に多いのですが、メリットはやはり「就職に真面目に取り組んでいる」と見える、といった点ですね。ですが、現代社会においてPCを扱える、wordやexcelを使えるといったところも基本的なスキルと見られるため、PCを使うかどうかも迷うところ。

この辺の考え方やテクニックは記事の後半に書いていますのでぜひ読み進めていただきたいです。

履歴書を書くうえで気を付けたことを質問した結果

まずは履歴書を書くうえで気を付けたことを紹介。

履歴書全体で気を付けたこと
  • 印鑑を失敗すると書き直しになるので最初に印鑑を押した
  • 字はきれいに読む人のことを考えて書く
  • 誤字脱字がないこと
  • 氏名と住所の始まりを揃える
  • 正式名称で書くようにした
  • 最後に音読しながらチェックした

〇字はきれいに読む人のことを考えて書く

面接官に読むストレスを与えないように字の大きさ、見やすさを意識した。

実際に文字が大きい小さいなど均一性がないと読むペースが乱れ、読む側も違和感を感じます。

また、字は性格が表れます。大き過ぎると高圧的に見える、小さすぎると気が小さく見えます。自分をどういった人間かを知ってもらうためには、文字の大きさは履歴書全体の雰囲気を左右する大事な要因になります。

〇氏名と住所の始まりを揃える

これはwordなどで書類を作る際でも使われる大事なテクニックですね。

手書きでもこういった状態に近づけることが理想です。

PCで作成された書面を当たり前に見るようになった今、文章の半角スペースか全角スペースでも気になってしまう人もいます。数字の半角全角の違いなども違和感を感じますよね。

そういった観点からきれいに揃えるといった行為は見やすい履歴書を作るうえで大事な要素になるといえるでしょう。

〇最後に音読しながらチェックした

これはチェックをするうえでかなり効果的な方法になると思います。

通常チェックをするさいは、目で書いた文字を追っていくだけかと思います。

これに加えて音読をするという効果は声に出して耳でもチェックするという効果があります。

目でもチェックして、さらには耳でもチェック出来るといった点はいわば自分でダブルチェックが出来ている状態だといえます。

趣味・特技などの項目で気を付けたこと
  • 長所短所などを第三者(家族や友人)に聞いたりした(リサーチした)
  • 志望動機はポジティブに書く
  • 志望動機は似たり寄ったりになるので自己PRを目立たせて書いた
  • 2つ以上の趣味や特技を書くこと、ない場合は今後挑戦しようと思っていること
  • 志望動機などの欄で縦横の文字列を揃える

〇長所短所などを第三者(家族や友人)に聞いたりした(リサーチした)

これは他者から見た自分を客観的視点で分かるといった面ではかなり効果的だと思います。

実際に長所短所などを説明するときは、客観性に沿った説明をすると相手に伝わりやすいといった効果があります。他人から見た自分という情報収集の実績になるのでより具体性の高い説明も期待できます。

〇志望動機は似たり寄ったりになるので自己PRを目立たせて書いた

志望動機はそれなりに書いておいて、自己PRの内容を濃くする方法をとった人もいました。

これは他の求職者との差別化という面に効果があります。

〇2つ以上の趣味や特技を書くこと、ない場合は今後挑戦しようと思っていること

趣味や特技は面接官との話題作りにおいても重要になってきます。

何かをしている人、何かに興味を持っている人は誰かに興味を持ってもらえます。この時、聞かれた時の説明の内容が重要で、自分がほかの人より少しでも詳しい分野において説明のしかたや興味を持ってもらうために行う手法など文章でどれだけ引き付けられるかがカギとなるでしょう。

職務経歴書で気を付けたこと
  • 履歴書は端的におおざっぱに書いて、職務経歴書に細かく書いた
  • 職務経歴書にはどれくらいの期間に何の業務に携わっていたのか分かりやすく
  • 異業種への転職のさいは実績などをわかりやすく書く
  • 履歴書は手書きで、職務経歴書はPCで作成
  • わかりやすくなるように、箇条書きや表にするなど見やすいレイアウトにした

〇履歴書は端的におおざっぱに書いて、職務経歴書に細かく書いた

これは上の3つが当てはまる内容になります。

異業種の転職といわず、同業種の転職でも実績などその会社にしかできないものもありますので、内容を細かく書く必要があります。

また、ある程度細かく書いて、不足分を面接で質問されやすいような書き方をしてもいいでしょう。

〇履歴書は手書きで、職務経歴書はPCで作成

これは下の2つが当てはまる内容になります。

職務経歴書をPCで作成すると、wordなどのソフトを使えるというアピールにもなります。文章の構成などを考えたとき、実績などを箇条書きにする・表にできそうな内容があればそれを利用するなど、そういったアピールをする手段もあります。

失敗例から学ぶ履歴書や職務経歴書の作成のポイント

履歴書は提出するまでやり直しがききますが、思わぬところで見落としがあったりするものです。

ここでは履歴書や職務経歴書での失敗を見ていきます。

履歴書や職務経歴書で失敗したこと
  • 履歴書を前もって送付していたのに面接で「持ってきている?」と聞かれた
  • 履歴書の写真のために髪を黒くしたが、面接時には色が抜けて明るくなってしまった
  • 書く枚数が多くて書くのがしんどくなり、ありきたりな内容になってしまった
  • 読み手側が読みやすいように書けなかった
  • 眠い状態で何枚も書いていたこと

〇履歴書を前もって送付していたのに面接で「持ってきている?」と聞かれた

あまり体験する人もいないような内容ですが、前もって送付する必要がある場合、同じものを2つ作っておく必要がありますね。自分では良くても面接先での不備がある可能性があります。

もしものために対策はしておく必要があります。

〇履歴書の写真のために髪を黒くしたが、面接時には色が抜けて明るくなってしまった

この件の回答者さんは面接時に指摘されて自分では気づかなかったそうです。無事に採用されてその時の指摘の真意が気になって担当の方に聞いてみたら「写真と髪の色が違うと感じた」と言われて分かったそうです。

黒く染めても時間経過で明るくなることはよくあるので、髪を染めている方は注意が必要です。

〇書く枚数が多くて書くのがしんどくなり、ありきたりな内容になってしまった

下3つは内容的には同じになります。

とにかく書く作業に気を使う履歴書ですが、何枚も書いているとどうしてもきれいに書けなくなったり内容にブレが出たりします。

こうなってしまうとどんどん就活が辛くなってきてしまうので過度に追い込むのが得意じゃない方は、休むなどの対策が必要になってきます。

転職エージェントがする履歴書の添削について

転職エージェントがする履歴書の添削についてのアンケート結果を紹介します。

転職エージェントの履歴書添削例
  • 誤字脱字、日付の間違い、西暦和暦の統一、空白を作らないこと
  • 会社名を間違えないこと、(株)などで略さない
  • 職務経歴書を重視している
  • 求められている点を職歴でカバーできるかを最初に書いて伝える
  • 職務経歴書は結論から書いて、直近のことから時系列で書く
  • 直近の業務は詳しく書く
  • 抽象的な表現は避けて、できるだけ読みやすい具体的な表現にする
  • あまり細かく書き過ぎずに、面談で話した方がいいことは分けて書く

以上がおおまかな添削内容でした。

どこのエージェントも職務経歴書を重視しているような内容の回答が多く、「どこで働いたか」よりも、「何をしてきたのか?」が重要視されるということがわかりました。

ですが、どのエージェントも職務経歴書を重視していると言ってもアンケートで見る限り、添削の対応やフォローの速さなど転職エージェント会社によって違いがあるように思いました。

ですので、アンケートの回答のうち添削について対応がよかったと感じる回答があった転職エージェントを紹介します。

アンケートで分かった履歴書の添削でいい回答があった転職エージェント

履歴書、職務経歴書などで添削についていい回答があったエージェントを4つ紹介します。

doda

引用元:doda

dodaを利用した人のアンケート回答は

  • 希望の求人を見つけやすかった
  • 担当者のフィードバックの速さや、Webでの打ち合わせを多くしてもらった
  • 登録するとすぐフォローに入ってくれた

などの回答がありました。

dodaが気になる方はこちらからページに移動できます。

BIZREACH(ビズリーチ)

引用元:ビズリーチ

ビズリーチを利用した人のアンケート回答は

  • メーカーと積極的にやり取りしてくれるため企業からの回答も迅速に得ることができた
  • 業種を変えたいときに専門のエージェントがいると心強い
  • 企業の口コミが充実していた、マイナス面も細かく記載してあった

などの回答がありました。

マイナビエージェント

マイナビエージェントを利用した人のアンケート回答は

  • 面談が丁寧で親切だった
  • 地域を限定して探したとき、他よりいい求人が出てきた
  • サイト内で先方企業とやり取りもできた

などの回答がありました。

JACリクルートメント

JACリクルートメントを利用した人の回答は

  • 業種ごとに担当者がいて企業の中の情報に詳しい
  • 個人個人の経歴や性格に合った求人のみが紹介されてくる
  • 企業ごとに担当がいて、企業とつながっているからしっかり話をしてくれる

などの回答がありました。

履歴書アンケートまとめ

今回アンケートを通して分かったことは

  • 履歴書は手書きで書いて
  • 職務経歴書でPCスキルをアピールする
  • 特技や自己PRは具体的に書く(内容を深堀できるように)

という内容になります。

細かいところを上げるとキリがないですが、自身の作成した履歴書や職務経歴書に自信がないのであれば転職エージェントを利用するのをおすすめします。

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効率よく転職をしていきたいならぜひ使ってみるのをおすすめします。